【大人の遠足】活版印刷を体験してきました!
活版印刷をご存じですか?
授業で言葉は習ったような覚えが。。。でも、実際、何をやるのか詳しく知らなかった私。
Webの世界に入ってからよく聞く、
「私の名刺は活版印刷で作りました!」
「活版印刷で作ったので(値段が)高いです!」
自分の名刺が活版印刷で出来ることを知り、いつかは自分の名刺を活版印刷で作ると決めていました。
そして、先日、その活版印刷が自分で出来る!と知り、ますます憧れる活版印刷で作る自分の名刺。
しかも手作り!
コロナ禍で人に会う機会が減り、名刺をほとんど使わなくなっていましたが、最近、少しずつ名刺を使う機会が出てきています。
というわけで、今回は、つくばランス大人の遠足第2弾!
チーム員YumiとNozomiがテキンを使った活版印刷を体験してきましたので、その様子をお伝えします!
活版印刷とは?
印刷方式には、平版印刷・凹版印刷・孔版印刷・凸版印刷の4種類ありますが(現在は、無版印刷方式も有り)、活版印刷は、このうちの凸版印刷のひとつ。凸版にインキをのせて刷る印刷技術です。
活版印刷を体験!
先日、つくば市にある黒田印刷株式会社様のトレーラーハウス「Deco-Card」を訪れ、活版印刷体験ワークショップに参加してきました!
ワークショップでは、お気軽体験コース(既成の版からデザインを選ぶ)、プライベート名刺印刷コース(テンプレートを使ったデザインでの名刺制作)、レギュラーコース(オリジナルデザインで名刺やカードを制作)が選べます。
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Yumi
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私はレギュラーコースで、自分の名刺を作りたいと思います!
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Nozomi
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私はお手軽体験コースでカードを作ってみます!
トレーラーハウスには、テキンが2台。
初めて扱うテキンにドキドキです!
テキンは、テフート、手動印刷機とも呼ばれる、手動の活版印刷機です。
本体上部にある丸いインキ盤にヘラでインキを塗り、レバーを上下されることでゴムローラーが転がり、樹脂版にインキが付いて印刷されます。
私たち、作業に夢中であまり写真を撮っていない(反省)なのですが、
体験コースの手順としては、
- お気軽コースは版を選び(レギュラーコースでは、事前にデザインデータをお送りし、樹脂凸版を製版いただきました。)
- 版をまっすぐ台に設置し、
- インキ盤にインクをのせて広げ、
- テスト印刷の後、1枚ずつ本印刷
- 乾燥
となります。
台に樹脂版を貼り付ける作業。
ここで曲がると印刷で水平にならないので、慎重に(1回やりなおしました)。
インク盤にインクをのばす作業は、難しいと感じる方が多いそうですが、私はなぜか得意でした。インク盤全面にまんべんなくインクをのばしていきます。
インクをのばしたら、紙をセットして、いざ、印刷!
まとめ
できあがって、乾かしている写真がこちら。
活版印刷体験、とても楽しかったです。
活版印刷がどのように行われるのか、テキンをどのように使うのか理解でき、自分の名刺を一つ一つ丁寧に作り上げることで愛着がムクムク沸きました。
デジタルにはない、印刷された場所の凹凸の味わい。手作りならではの少しのズレや汚れも愛しい自分だけの名刺です。
活版印刷に興味のある方には、是非一度、体験していただきたいワークショップです!
ワークショップを体験済の方には、テキンの時間貸しもしてくださるとのことでした。
レギュラーコースで使用した版は持ち帰り、自宅で保管となります。時間貸し利用の際、版を持ってくることを忘れないように!とのことでした(私、忘れそう^^)。
このたびは、お世話になりありがとうございました!
今回、私は個人の名刺を作りました。これからどんどん配って、皆さまとのご縁を繋いでいきたいです!